本棚の整理

40代女の雑多な感想ブログ→途中から本棚の整理ブログ(読んだ本の感想を書いて本は手放す)に変更

カテゴリ: 感想



2016.5.14読了。

もう10年以上も前の本。
こういう内容の本は、経済状況もどんどん変わっていくので、情報の古さが気になってしまいますね。

著者は、当時26歳の若林史江さん。トレーダー&ファイナンシャル・アドバイザー。
看護士になるため看護大学を目指していた18歳のときに、お父さんの会社が倒産し、進学できなくなってしまいます。そこから、証券の世界に入り、株に目覚めたという経歴の方です。

『株式投資術』と謳われていますので、いろいろなテクニックが紹介されていますが、大半は「株式を買ったことのない人に一度買ってみてほしい」というコンセプトで、初心者向けとなっています。証券会社の選び方、用語の説明などが丁寧に解説されていました。

個人的には、ローソク足の見方のところが勉強になりました。
そして、「5銘柄以上への投資は厳禁」とか、「高値で買ってしまった銘柄のナンピンは避けよう」という項目も、具体的で納得できるものでよかったです。

吸収して実践し、この本は手放します!



 




目の前のことに追われてなかなか自分の思うことができない、といつも考えていた私。
手帳術やノート術、時間術の本によく目が行きます。

これは、発売当時に買って、しばらくその通りに実践してみたものの、どうも自分に合わないので数ヶ月でやめてしまった「あな吉さん手帳」の作り方・使い方の本です。 
合わなかった最大の原因は、大きさと重さ。
この手帳は、A5サイズのシステム手帳をカスタマイズして使うのですが、大きくて重くなるので、持ち歩くのが嫌になってしまいました。ちょっとした買い物のときにはカバンに入らないし、人前でちょっと確認するにも仰々しい感じだし。


今回の本棚の整理のために処分しようと思い、もう一度さらっと見直してみました。
そして、この本から学んだことを、改めて発見しました。
それは、『スケジュールは、カレンダータイプではなく、縦軸タイプに書くこと』
一日が四角い箱型になっているカレンダータイプでは、1つ予定があると、それにとらわれてしまい、空いている時間もなんとなく落ち着かずに過ごしてしまうのですが、一日が横に長いタイプだと、スケジュールを入れても空いている時間が把握できるということです。
これは私も実践してその通りだと思い、今使っているペラペラの手帳でも取り入れていることです。

あ、それからもう1つありました。
『余っているA5の便せんを、手帳のフリーメモとして使う』
これは、物を捨てられない私にぴったり。子ども時代から持っていて、もう使う機会のなくなった便せんがまさにA5!「そうか、こうやって使えばいいんだ」と目からウロコでした。

「あな吉さん手帳」の特徴としては、
  • A5
  • 一元化(家計簿も数日分、持ち歩く)
  • フセンを多用
ということが挙げられます。
先日読んだ奥野宣之さんの「情報は一冊のノートにまとめなさい」 と一元化というところが共通していますね。「頭の中のことをすべて書き出し、紙に記憶させる」という考え方も似ていると感じました。

あな吉さんの場合は、「主婦のための」と謳っているだけあり、より主婦に限定・特化した内容になっています。 

することを1つずつフセンに書いていくのですが、
「すいすいとこなせる単位まで行動を細分化して」 
書くことが重要だそうです。
この辺は、目標達成への王道セオリーですね。

巻末には、切ってコピーして使えるリフィルも付いていて、私も切りとって使ったので、この本は処分します。

2015.12.21 kindleにて読了。




【古本】捨てる! 快適生活/飯田久恵【中古】 afb
以前、読書した時にメモしていたことを箇条書きにします。
多分、心に響いたところをメモったのでしょう。
ブログの体裁でないのですが、覚え書きということで…

  • 収納用品があると、収納スペースが減る
  • 着たい服がすぐ取り出せる「ブティック式収納法」 
  • ストックスペースとリサイクルスペースをつくる
  • 「情報を処理する能力のない人は、多くの情報を集める資格がない」
  • レシート…一年以上前のものは処分
  • 「捨てる日」を生活のスケジュールに入れる
  • モノが減る→家具が減る→部屋が広くなる→そうじ楽に→ゆとりが生まれ、やりたいことをやれる
  • 1日15分、捨てる時間
  • 傘…長・折りたたみ×家族人数+2
  • 非常食3日分(?)
  • 「捨てない理由」をはっきり言えるものは「捨てない」

特に響くのが、オレンジのマーカー部分!
まさに、求めているのはこれ。
捨てられないタイプの私ですが、ものを減らした方がいい、ということはとても納得できました。 




以前、超話題になった有名本。
帯に、
『2008年 年間ベストセラー(ビジネス部門)第2位(トーハン・日販調べ)』
と書いてあります。

読書ノート、to doリスト、家事計画のノートなど、いろいろ使い分けようとして、書きかけのノートばかり20冊ぐらいある私が、このごちゃごちゃをどうにかしたくて古本屋で購入しました。
 

やっと最後まで読んだので、感想。


この本のポイントは2つあると思います。
まず1つは、情報を一元化するということの利点。
ふと思ったことや、行動記録、人との会話、行った店、あらゆることをすべてノートに集約することで、「そこを見れば、必ずそこに情報がある」という確信を得られます。
ノートで一元化するという姿勢は徹底していて、とにかく、時系列に何でもノートに書く。あるいは貼る。
写真や給与明細、手紙、健康診断の結果、旅先のパンフレットなどなんでも貼ります。
推奨されているノートはA6サイズなので、貼り方も詳しく解説つきです。
お風呂でのメモはどうするか、ノートを開く時間のない時はどうするか、という疑問にも答えています。
著者の言うように、やろうと思えば誰でも真似ができる方法だと思います。

ただ、この方法でいくと、2週間に1冊ペースでノートを使うらしく、ものを減らすことにやっきになっている私としては、二の足を踏みます。1年で24冊もノートがたまっていくのは嫌だな。しかもそのノートは玉石混淆なので、多分捨てにくいでしょう。(明確な表記はありませんが、著者も捨てることは考えていないようです)


そしてポイント2点目。
それは「メモからネタまで育てる」方法について、割と具体的に述べられていたこと。
頭にふと浮かんだことを企画やアイデアなどのネタにまで育てることができると、ただのメモが使えるものに変わるということです。
ふと浮かんだことは、ノートに書き付けておいて、折に触れてそのことを考えたり、人とそのことについて話したりして、またそのことについてメモしておく。そうすると、そのテーマでちょっとしたコラムを書けるぐらいまでの情報が集まっていくというものでした。
これは、ブログのネタづくりとかにも応用できそうです。

奥野さんはあとがきで、『どうか、自分流のアレンジやシステムの改良をしてみてください』とおっしゃっていました。
そっくり真似はできないけれど、家で書くことは、B5のノートに一元化して、使いかけのノートをどんどん消費していこうと思います。




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