本棚の整理

40代女の雑多な感想ブログ→途中から本棚の整理ブログ(読んだ本の感想を書いて本は手放す)に変更




以前、超話題になった有名本。
帯に、
『2008年 年間ベストセラー(ビジネス部門)第2位(トーハン・日販調べ)』
と書いてあります。

読書ノート、to doリスト、家事計画のノートなど、いろいろ使い分けようとして、書きかけのノートばかり20冊ぐらいある私が、このごちゃごちゃをどうにかしたくて古本屋で購入しました。
 

やっと最後まで読んだので、感想。


この本のポイントは2つあると思います。
まず1つは、情報を一元化するということの利点。
ふと思ったことや、行動記録、人との会話、行った店、あらゆることをすべてノートに集約することで、「そこを見れば、必ずそこに情報がある」という確信を得られます。
ノートで一元化するという姿勢は徹底していて、とにかく、時系列に何でもノートに書く。あるいは貼る。
写真や給与明細、手紙、健康診断の結果、旅先のパンフレットなどなんでも貼ります。
推奨されているノートはA6サイズなので、貼り方も詳しく解説つきです。
お風呂でのメモはどうするか、ノートを開く時間のない時はどうするか、という疑問にも答えています。
著者の言うように、やろうと思えば誰でも真似ができる方法だと思います。

ただ、この方法でいくと、2週間に1冊ペースでノートを使うらしく、ものを減らすことにやっきになっている私としては、二の足を踏みます。1年で24冊もノートがたまっていくのは嫌だな。しかもそのノートは玉石混淆なので、多分捨てにくいでしょう。(明確な表記はありませんが、著者も捨てることは考えていないようです)


そしてポイント2点目。
それは「メモからネタまで育てる」方法について、割と具体的に述べられていたこと。
頭にふと浮かんだことを企画やアイデアなどのネタにまで育てることができると、ただのメモが使えるものに変わるということです。
ふと浮かんだことは、ノートに書き付けておいて、折に触れてそのことを考えたり、人とそのことについて話したりして、またそのことについてメモしておく。そうすると、そのテーマでちょっとしたコラムを書けるぐらいまでの情報が集まっていくというものでした。
これは、ブログのネタづくりとかにも応用できそうです。

奥野さんはあとがきで、『どうか、自分流のアレンジやシステムの改良をしてみてください』とおっしゃっていました。
そっくり真似はできないけれど、家で書くことは、B5のノートに一元化して、使いかけのノートをどんどん消費していこうと思います。




11/20〜11/22の3日間、池袋サンシャインシティで行われた「ニッポン全国物産展2015」。
そこで、47都道府県から1品ずつ出品された「おやつ」のランキングが決定しました。
会場に設置されたタッチパネルにより、来場者が投票するようです。
ちなみに昨年の来場者数は3日間で14万人超。すごい人気!
今年、1位に輝いたのは、沖縄県の「アセローラフローズン」でした。



私、沖縄に住んでいますが、この商品知らなかったです。
まだ住み始めて1年未満だからかな。
ということで、調べてみました。

この「アセローラフローズン」を作っている会社は、アセローラフレッシュといいます。
HPはこちら→http://acerola-fresh.jp/ 
沖縄県本部町で、さとうきびに代わる産業を育てようと、1989年にご夫婦で創業。
当時はアセローラの栽培は、まったく手つかずでしたが、8人の農家と栽培を始め、普及につとめたところ、本部町は「アセローラの町」として育ちました。
2009年ご主人が病に倒れ急逝されてからは、奥様が代表につき、現在では契約農家も30戸に増えています。
アセローラを使った料理の紹介や、新商品の開発に積極的に取り組んでおられるようで、今回のランキング1位が更なる発展につながるのではと思いました。

ところで、なぜ「アセロラ」ではなく「アセローラ」なのか?
アセローラフレッシュのHPによると、「アセロラ」は、大手食品会社の登録商標だそうです。
40代の私の記憶では、アセロラが世間に認知されたのは、1986年発売の「ニチレイアセロラドリンク」がきっかけかな、と思います。
当時、強い酸味がおいしくて、わりと飲みました。
今度、アセローラフレッシュの商品を見かけたら、ぜひ買おうと思います。

これは、ショッキングなニュースでした。
大沢樹生さんは喜多嶋舞さんと1996年に結婚。すぐに長男が生まれましたが、2005年に離婚。
離婚後は、大沢さんが長男を引き取って育てていました。
2008年に大沢さんは再婚していますが、それまではいわゆるシングルファーザーで、いろいろ大変だったと思います。
そんな中、一昨年の「DNA鑑定の結果、父子の血縁関係はない」という報道には本当に驚きました。

なんで、そんなこと発表してしまうの?
息子の気持ちは?
と、いろいろ疑問に思ったのですが、よっぽど喜多嶋さんに対する恨みが強かったのかな、と想像しました。

そもそも、なぜDNA鑑定などしたのかというと、大沢さんと今の奥さんとの間の子どもが死産となり、「自分の遺伝子に問題があるのか」調べたいということ、高校生になった長男と意思の疎通がとれず、「親子なのに、なぜ?」という疑問があったことなどを挙げています。
でも、何も疑いがなければ、息子と意思の疎通が取れないからといって、「本当の親子だろうか?」という疑問は出てこないと思うので、以前から「自分の子ではないかもしれない」という疑念はずっとあったのでしょう。


そして、今回の「親子関係なし」という東京家裁の判決。
ここまでもめてしまったのは、大沢さんが喜多嶋さんの態度に納得がいかないからのようです。
「喜多嶋舞って、こんなひどい女なんだ」ということを知らしめたいがための発表みたいに映ります。
喜多嶋さんからしても、こんなこと発表されたらたまったもんじゃないですね。
本当の父親は分かっているけど、そのとき結婚が決まっていたから隠しとおしたのか、父親は大沢さん以外の人である可能性はあるけど、誰かが分からないからそのまま結婚してしまったのか。
もし、万一、自分がそんなことになってしまったら、どう行動してただろう。やっぱり後々のことを考えると、真実をはっきりさせ、結婚相手にも正直に話し、進めていくべきだったんだろうけど、こういう事に直面すると、正しい道を選ぶことができるのか、ちょっと不安です。
そもそも、喜多嶋さんは大沢さんの子どもであると、なんの疑いもなく思っていたのかもしれない。

これ、二人だけの問題ならまだマシだったのですが、息子さんの心に大きく関わるだろう問題だけに、なんとも言えない気持ちです。

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