目の前のことに追われてなかなか自分の思うことができない、といつも考えていた私。
手帳術やノート術、時間術の本によく目が行きます。
これは、発売当時に買って、しばらくその通りに実践してみたものの、どうも自分に合わないので数ヶ月でやめてしまった「あな吉さん手帳」の作り方・使い方の本です。
合わなかった最大の原因は、大きさと重さ。
この手帳は、A5サイズのシステム手帳をカスタマイズして使うのですが、大きくて重くなるので、持ち歩くのが嫌になってしまいました。ちょっとした買い物のときにはカバンに入らないし、人前でちょっと確認するにも仰々しい感じだし。
今回の本棚の整理のために処分しようと思い、もう一度さらっと見直してみました。
そして、この本から学んだことを、改めて発見しました。
それは、『スケジュールは、カレンダータイプではなく、縦軸タイプに書くこと』
一日が四角い箱型になっているカレンダータイプでは、1つ予定があると、それにとらわれてしまい、空いている時間もなんとなく落ち着かずに過ごしてしまうのですが、一日が横に長いタイプだと、スケジュールを入れても空いている時間が把握できるということです。
これは私も実践してその通りだと思い、今使っているペラペラの手帳でも取り入れていることです。
あ、それからもう1つありました。
『余っているA5の便せんを、手帳のフリーメモとして使う』
これは、物を捨てられない私にぴったり。子ども時代から持っていて、もう使う機会のなくなった便せんがまさにA5!「そうか、こうやって使えばいいんだ」と目からウロコでした。
「あな吉さん手帳」の特徴としては、
- A5
- 一元化(家計簿も数日分、持ち歩く)
- フセンを多用
ということが挙げられます。
先日読んだ奥野宣之さんの「情報は一冊のノートにまとめなさい」 と一元化というところが共通していますね。「頭の中のことをすべて書き出し、紙に記憶させる」という考え方も似ていると感じました。
あな吉さんの場合は、「主婦のための」と謳っているだけあり、より主婦に限定・特化した内容になっています。
することを1つずつフセンに書いていくのですが、
先日読んだ奥野宣之さんの「情報は一冊のノートにまとめなさい」 と一元化というところが共通していますね。「頭の中のことをすべて書き出し、紙に記憶させる」という考え方も似ていると感じました。
あな吉さんの場合は、「主婦のための」と謳っているだけあり、より主婦に限定・特化した内容になっています。
することを1つずつフセンに書いていくのですが、
「すいすいとこなせる単位まで行動を細分化して」
書くことが重要だそうです。この辺は、目標達成への王道セオリーですね。
巻末には、切ってコピーして使えるリフィルも付いていて、私も切りとって使ったので、この本は処分します。